「AIで過去の偉人を復活させ最強内閣を作り、コロナ対策をしていく」
なんだか時代に乗っかったアイデア勝負の本なんじゃないの?と思ってました。でも、読み進めるうちに過去の偉人達が、現代へ向けて本当にメッセージを届けてくれてる気がしました。日本の未来のために命を張り、理想を描いてきた偉人たち。現代に不満、ありますよね…。 最後の家康の言葉に涙。身体の中からふつふつと元気が涌いてくる本です。
カテゴリー: まちライブラリー
新入荷えほん
「むかしばなし」が「おかしばなし」になっている『 おおきなかぶぅ 』。ため息まじりに鼻で笑って「バカだねぇ…」。「何だか元気になったよ」と言って帰られたお客様が数名。「子ども達が見たらバカウケするね」と思わず買ってしまったけど、親の手前オススメできず。。もしやこれは大人向け絵本?
ヨシタケシンスケさんの 『 あきらがあけてあげるから』
「ボクはまだ、ちっちゃくて ちからもよわいから 上手にあけれません…」と、若干シュールに始まりますが、こちらはちゃんとオススメできる絵本。育メンパパの読み聞かせ用にぴーったり!きっとお父さんの方が幸せになれます。
カフェの本棚に置いてます。パラパラッと癒されてからお帰りください。
絵本「やってみないとわからないでしょ」
お客様にご紹介いただいた絵本。作者はペンキアート作家のSHOGENさん。京都のご出身だそうですが、タンザニアに住まわれてる時の実在するお話なんだとか。絵のスケールが大きい!
「やってみないとわからないでしょ!」何か身近に感じるタイトルだな…と思ってたら、小さい頃、やりたがりの私がダメ出しする母に食いついて、よく言った台詞。…考えてみたら、大きくなってもあまり変わらず。「三つ子の魂100まで」とは、よく言ったものですねぇ..
どこまでも続く赤い大地で追いかけっこ。すごく野性的なこの絵が大好き。原画を一度見に行ってみたいです。願わくば、もう一度息子を小さくしてタンザニアで追いかけっこしたいなぁ…。
絵本「まんげつのよるのピクニック」
ご近所に住む絵本作家 「のむら うこ」さんの作品「まんげつのよるのピクニック」。とってもきれいなお月さま。湖に映ったお月さまをとったら、なんと空からお月さまが消えちゃった!「絵本出版賞」審査員特別賞を受賞された絵本です。サイン入り絵本の販売もしています(¥1,540 税込)満月の夜に読み聞かせ会なんて開いたら楽しそうですね♪
おすすめ絵本「ルリユールおじさん」
お客様がオススメしてくれた絵本「ルリユールおじさん」。
おかげさまで、大好きな絵本が増えました♪
パリの街の一角。大好きな木の図鑑がこわれて悲しむ女の子ソフィー。ソフィーは、あたらしい本を買うのではなく、その本を直したくてルリユールおじさんを探します。
リルユールとは「もう一度つなげる」という意味で、印刷技術が発明され本の出版が容易になった時代に発展した実用的な職業のこと。ぶっきらぼうなおじさんは、ソフィーの話に耳をかたむけながら、もくもくと本を直していきます。
ルリユールおじさんは、女の子と話しているうちに同じルリユールだった父親との会話を思い出します。「本には大事な知識や物語、人生や歴史がいっぱいつまっている。それらをわすれないように、未来に伝えて行くのがルリユールの仕事なんだ」「ぼうず、名をのこさなくてもいい。いい手をもて」と。…うーん、かっこいい。
少ない言葉と素晴らしい絵の中に、空気感とか奥行きがあって「絵は口ほどにものを言う」という言葉がぴったりだなと思いました。そして、できあがったソフィーの本↓
このページを開いた時は、思わずゾクッとしました。大切にしていた図鑑の表紙は、大好きな森の色でソフィーの名前がタイトルに!! 人生が詰まった絵本、ずっと宝物になるその人だけの本、作っていきたいです。出会いに感謝。