お客様がオススメしてくれた絵本「ルリユールおじさん」。
おかげさまで、大好きな絵本が増えました♪
パリの街の一角。大好きな木の図鑑がこわれて悲しむ女の子ソフィー。ソフィーは、あたらしい本を買うのではなく、その本を直したくてルリユールおじさんを探します。
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リルユールとは「もう一度つなげる」という意味で、印刷技術が発明され本の出版が容易になった時代に発展した実用的な職業のこと。ぶっきらぼうなおじさんは、ソフィーの話に耳をかたむけながら、もくもくと本を直していきます。
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ルリユールおじさんは、女の子と話しているうちに同じルリユールだった父親との会話を思い出します。「本には大事な知識や物語、人生や歴史がいっぱいつまっている。それらをわすれないように、未来に伝えて行くのがルリユールの仕事なんだ」「ぼうず、名をのこさなくてもいい。いい手をもて」と。…うーん、かっこいい。
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少ない言葉と素晴らしい絵の中に、空気感とか奥行きがあって「絵は口ほどにものを言う」という言葉がぴったりだなと思いました。そして、できあがったソフィーの本↓
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このページを開いた時は、思わずゾクッとしました。大切にしていた図鑑の表紙は、大好きな森の色でソフィーの名前がタイトルに!! 人生が詰まった絵本、ずっと宝物になるその人だけの本、作っていきたいです。出会いに感謝。