


答えは圧倒的にBでした。なぜだと思いますか?
広告には大きく2種類あります。ブランド認知や印象づけが目的の間接広告(イメージ広告)と、見込客に「行動をしてもらうこと」を目的とした直接広告(レスポンス広告)。
「A」のチラシも直接広告ですが、イメージや案内に留まっているという点では間接広告です。「B」の強みは、以下の設計から生まれます。
■ ターゲットが絞られている
Aは子どもから大人まで対象が広いのに対し、Bは親にフォーカスし打ち出している→ 「誰に向けての広告か」を明確にすることで、反応率を高めている。
■ ベネフィットが明確
Aは「体を鍛え精神を整える」という武道の価値観。Bは「だから子どもに習わせたい」と思える親の願望を言葉にし、欲求に合わせたメリット(ベネフィット)が明確。
■ 具体性と安心感が強い
Aは写真中心に教室の様子を伝え安心感に繋げている。Bは「10のメリット」で教育的価値を見える化し、習い事を比較検討する親に「選ばれる理由」を作っている。
■ 行動への繋げ方が具体的
Aは「無料体験受付中」だけで、Bは「いいね!が3つ以上あったら…」という具体的なきっかけ作りで心理的ハードルを下げ、体験に誘導している。
Bの反応が良いのは、習い事の決定権を持つ親に教育的価値を強調することで申込みに繋げる=レスポンス広告に仕上がっているからです。
伝え方ひとつで、行動につながる広告
- 本当に良い商品のに、なかなか伝わらない…
- 一度体験すれば、違いが分かるのに…
- チラシやLPを作っても、売上にならない…
そんなもどかしさを感じているなら、その案内はイメージ広告に留まっているのかもしれません。
中小企業や個人事業に必要なのは、もちろんレスポンス広告。その成否を決めるのが「どう伝えるか」=アイデアとセールスライティングになります。
それはLPやチラシに限らず、看板やPOPその他すべての広告物に通じます。
■ 行動に繋げるコーナー看板

野菜コーナー案内表示。役割を案内だけでなく“今日は何色食べる?”のキャッチフレーズを入れ、いろいろな野菜を食べることを暗に訴え、買い足しにつながるアイデアを盛り込み制作。
■ 入口は3秒で伝える

看板の役割はネット広告の入口と同様、興味を持って気づいてもらうこと。今までの盛り込み過ぎで会社案内的な看板を、一目で「不動産屋」とわかる内容に。歴史ある地元に根づいたイメージで仕上げました。
私たちの広告づくりの考え方
広告の目的は「売る」こと。そこを軸に私たちは、アイデアを練りセールスライティングを考えます。
- 明確な訴求になっているか
- 読み手が共感するストーリー か
- 単なる案内になっていないか
- 行動に繋げる導線ができているか
そのために丁寧にヒアリングをし、サービスや商品の強みや魅力を形にして「売れる広告」を提案します。
言葉と構成の力で、人は動き、成果が変わる
伝え方を変えることで、御社のビジネスを変える第一歩をサポートできればと思います。
