亡くなった旦那様の遺品を片付けている最中に出てきたラブレター。
タイトルは「艶子へ感謝のHomage」サブタイトルは「 惚れるという宝物を与え続けてくれた艶子へ」です。個人的な内容なので中身は公開できませんが、制作している時間も艶子さんにお話を伺っている時間も、私の仕事人生の中でご褒美のような時間でした。
出会った頃にやり取りしていたお手紙や昔のお写真を丁寧に持っていらっしゃったので、若かりし二人の写真からご家族の写真、旅行の写真などを要所要所に入れて、本当にすばらしい一冊が出来上がりました。夫婦って、家族っていいな。艶子さんに「少なくともこの仕事をしている間は、旦那にとても優しくなれました」と報告したら、ケラケラ笑ってました。
亡くなった旦那様は本業の傍ら執筆もされていた方でしたので、他の本と一緒に本棚に並べたいとのことで単行本サイズのソフトカバー、手紙っぽさが出るかと思い横開きで制作してみました。そして仏壇用の一冊だけは、ずっと何世代も残るように保管できるようにしたいなと思い、木のトレーに黒の厚紙と半透明のスリーブをつけた保管箱を手作りしてプレゼントしました。
「向こうに行った時、お父さんに褒めてもらえるわ」とおっしゃってましたが、本当に何度も何度も写真や言葉を選び丁寧に作られて、素敵な夫婦の一冊に仕上がりました。めちゃくちゃ褒めてもらえると思います。お仕事をいただき、ありがとうございました!