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自分史アルバムの編集

ご縁があって自分史アルバムの編集をさせていただきました。
ご本人が語られる戦前の北朝鮮には、現在のイメージとはかけ離れた、とても温かな故郷の時間が流れていたことに驚きました。

〈序文より〉————————
(略)私達は朝鮮人部落の中に暮らしながら、色々な事を見聞きし体験しました。お隣さんのさくさくと歯ごたえがあるキムチ。丸い長い棒のようなお餅。毎朝生まれたての卵をもってくる人、昔話をしてくれる人。氷点下が当たり前の冬でしたが、氷の上を滑るソリはスリル満点でオンドル(暖房装置)は最高に暖かだった。
まだ幼い私に朝鮮人のおばさんが言いました。「私がぼっちゃんくらいの頃は一日三度もご飯は食べられなかった。一日一食それも稗か粟の雑炊でしたよ。この土地に日本人が来るようになり、働く場所が沢山できました。毎日お金が入り、白いご飯が食べられるようになりました。日本人のおかげです」
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1945年の敗戦とともに、遠い地となってしまった故郷。戦火を逃れ日本へ帰国した逃避行の記録や、あたたかく楽しかった故郷の記憶を繋ぐため、数回に渡って中国・北朝鮮を訪れます。長年に渡ってご本人が綴られていた記録を、一冊の本にまとめるお手伝いをしました。

お預かりした資料


内容を整えて編集



お預かりした画像が粗かったので表紙は別途2案提案しましたが、思い入れのあるお預かりした画像で作成することになりました。


72ページに渡る大作となり予定より編集費が嵩みましたが、作成される部数はご家族分ということでしたので、印刷製本はフォトバックを利用し安価に仕上げました。ご本人はもちろん、この本を手にされたご家族の方、そして戦時中にも温かな気持ちを忘れず「心の故郷」を作り上げてきた当時の方々に、とても勇気をくれる素敵な本ができました。ご依頼いただき誠にありがとうございました。

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